詩人:青央紗
溢れる人々の記憶取り払い全てのわずらわしい会話をも取り払い夜に輝く太陽の残り火を口に含み音も削った必要の無いものなど最初から無かった今ある全てが消滅した時に今ある全てがひとつであり全てが同じものなんだと初めて悟る終わりが来て初めて何もかもが見えてその時には悲しい事に何も無いただ無だけが存在してその存在すら誰も見る事は出来ない今有る全てが何のための有るなのか考えながらいずれにしても何もかもが消滅する