詩人:あとりえ
まるい水平線碧く蒼く 青く宝石のようだった十字架遠く重なり悲しみさえその海の色溶かし僕たちの遺伝子は遥か遠い昔海のなか泳いでさざ波打つ砂浜辺り辿り着きこの陸を選んだどこか遺伝子のどこかで記憶しているかもしれない陸を選んだこの陸を見つめた記憶鳥が空を飛びたいと飛んだよにこの空の下を歩いて走ってみたいと暮らし住んでみたいと