詩人:安曇
貴方が泣いていた。強がりで、滅多に泣かない貴方が静かで、壊れそうに泣いていた。私は言葉をなくしてしまったかのようにただただ、抱きしめるしか出来なかった。とても歯がゆく、もどかしい私を守りたいと、泣いてくれた貴方をそんな貴方を、私は守りたい。例え、正義とは正反対でも私は貴方を守りたい。