詩人:里雨夜
波にさらわれ消えると分かっていても波打ち際の砂上を歩く実世界に痕跡が残せなくても実体のない世界で文字を綴る大勢でなくても誰かの心に残るように紡いだ詩に願いを込めて朝になれば何食わぬ顔で今日を歩く