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詩人:morning star
不確かの大海(うみ)が眼前には拡がって居るよ
さあ是れから世紀(じだい)はふたたび昏迷の泥をかぶり
さいごの刻迄も游いで逝く
どれ程がたどり着けると謂うの…
たしかとそう断言(い)える手掛かりや生命に於ける
武器やItemも無しに…
陰影(かげ)は寄り添うよ、
ついて廻る
宿命も亦同じく…
現実の時間へ現象する瞬間を意思も無く待っている…
貴方(キミ)は堪えられる?
日常が崩壊し、当り前が跡形もなく消滅してしまう其の運命(こと)へ…
不確かな苦海(うみ)は否応無しに全て呑み込むから…
運命を転換し続ける法理胸中(むね)へと懐こう
刻は亦流れて征く、刻は亦すぐに流れて征く…