詩人:百年草
山茶花梅雨の頃に決まってあなたを思い出します冷たい雨に濡れるそのキレイな花がまるで泣いているあなたのようだからいっそ雪に変わってしまえば涙には見えなくなるのでしょうが…山茶花梅雨の頃にあなたは泣いていました泣かせたのは僕でしたごめんねもありがとうも伝えられないままですが今でもあなたの幸福を祈っていますいつのまにか空は泣き止んでそのキレイな花は光と一緒に笑っていました