詩人:さざなみ
時間が止まる唇の動きで分かった電車が私達を切り裂くもう終わりね蝉の音が耳を引っ掻く私の胸を引き裂くのは擦れ違って忘れ合いましょう生暖かい風が目に染みる邂逅する日は他人でいようか分かっているでも乾かないのよ虫の死骸を見つめる自然と頷いた今はこれでいいこれでいさせて