詩人:はるか
あの頃危なっかしく駆けてきて両の手でしがみつくあなたの背は私の腰の高さ程も及ばず私を映すその瞳が見たくてあなたをそっと抱き上げたこの先のあなたの未来がどうかあなたにとって生きる力となりますようにこの先出会う全ての物がどうかあなたにとって愛すべきものになりますようにまだ意味さえわからないあなたにせめてもの祈りを捧げます