詩人:羅憂里
やりきれない思いが膨らんで瞳から溢れ出すの生温かい雫が服を濡らして現実なんて、どうでもいいよ、って毎日なんて、棄ててしまえば、なんて何かに引っ張られる私はそのまま倒れて誰にも受け止められずに堕ち続けたそう、闇だって眼が慣れてしまえばそれなりの光と熱を持っていてかえって私を混乱させた自分が何処にいるのかすら見失って周りなんて見えるはずがない手を伸ばして伸ばして指先に微かに触れたあの温もりは誰のもの?一歩踏み出したらそれが前なのかすら解らなかったんだ