詩人:瑳紗
新しく生まれた命に与えられるのは1本の道が書かれた地図
僕らはその真っ直ぐで平坦な道をひたすら辿っていく
僕らもすこしずつ成長し
やがては地図に描かれた道も途切れてしまう
その先は自分で描きだすんだ
自分で描きだす道には、
先が見えない大きな壁があるかもしれない
長く険しい上り坂があるかもしれない
でも、
大きな壁は崩せば前に進めるんだ
上り坂が終わればかならず下り座かがやってくるんだ
迷ってもいい
立ち止まったっていい
誰かに決められた道を歩いていくよりも
自分で決めた道を
つまずきながら後ろを振り返りながら歩いていくほうがいい
自分にとっての大きな何かが
自分にとっての大切な何かが
みつかるはずだから