詩人:あさひ
さらさらさらさら砂漠の中赤い赤い土が皮膚を焦がす太陽は体中の水分を奪い夜の月は体温を奪うこんなところに何が残せるだろう足跡さえつかない砂の大地果てしなく続く赤土の大地時を駆け、風に吹かれ形を変えるもう残るものは何もない。そんな時さらさら流れる砂の中から白い骨ああ、そうだひとりではないんだたとえ皮膚が焼けても喉が乾いても夜の孤独に負けそうになっても最後まで道なき旅を続けよう