詩人:まさと
別れの刃に切り刻まれた夜は 決して今日が初めてではないから
もうこの痛みには随分慣れてしまった
全てを賭けて愛し過ぎた代償に しばらく涙が止みそうにないけど
再び輝きを つかみ取る日まで
冬の終りに旅立つ恋よ 忘れかけてた幸せのぬくもりを思い出させてくれたね
背中の羽を切り取られないよう 次の季節へ飛び立ってくれ
そして いつまでも笑っていて 悲しみが多過ぎる時代でも
それがあなたをあの日まで愛したわたしの
決して捨ててはいけない 最後の願いだから
2007/02/09 (Fri)