詩人:結奈
自分に 人を幸せにする力があると 信じた
側で支えれると 思っていた
強いと思って 戦えると疑わずに 剣を抜いたのに
ダイヤより硬い剣のはずなのに
実は…泥だった
君が目の前で飛び込むのを泣くだけしか出来なかった
最後に何も言えずに
結局は この手の中には何も力もなく
誰も守れないコト気付いたよ
強がり…強がり
本当は支えるコトも出来なくて 君は 行き場を失していたから
空に還ったんだ。
剥がれた…剥がれた
泥の様に柔らかくて
重くて
泣いてばかりだから
余計に 形を失して行く
剥がれた剣…