詩人:山鳩
季節が移ろうように人のこころもこんなに移ろうものなのかもうこころの一部となってしまって絶対に変化しないと思っていたのにいつの間にかあの想いが哀しいくらいに薄らいでゆくその程度の気持ちだったんだ!その言葉が僕の脳裏を横切るそれはもう六年も前のこと厳しい夏が過ぎ快い秋ゆく季節に抱かれてあの瞬間がまたよみがえる僕はもう一度帰りたいあの頃の自分に帰りたい君はそこにいるのに