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[169817] 破壊に続く恋に似た感情、終焉

詩人:剛田奇作

そうして君の白い肌は赤く染まったまま

今も

戦っているんだろう

私の知らない 遥か 高みで


渇望してる 長いこと

ずっとずっと 遥か 底辺で

君が欲しくて たまらない

欲望

つまらない くだらない もの 

そしてこんなにも激しく
無駄で 悲しい

強烈 な炎のような腕が 凍てついた心臓を
かき回し続けて

破壊的なまでに慕う


残された自分さえも失い 

欲望だけが 私になる


君は運命の中 深く 


そう ただ ほんの一瞬 

微笑んでくれさえしたら

いま

触れることが 叶うなら














2011/08/09 (Tue)
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