詩人:甘味亭 真朱麻呂
「生きたい」と思う自分の意見が「死にたい」という自分の意見にことごとくねじ曲げられる
無理やり曲げられたから不適合な自分が生まれる
だから 僕は「死にたい」とか「生きたい」とかを繰り返す
永遠に ずっと 決まらないこたえを繰り返す
死ぬこともなくただ生きて死を語る
最も都合のいい意見をほざく
そんな自分は死んでいる人より死人のような生きた屍
僕の意見は死んでいる
今も昔もこれからも
僕の結論は的を射ない
今日も明日もいつまでも
僕は不安定で優柔不断でだめな思想家だ
夢ばかり見てるから
想像の壁を見ようともせずただえらそうに語るばかり
あたかも死んだその後を見てきたかのように
つまりそうゆうことだ。