詩人:アジス
午後7時時計台の下で僕は一人待ち惚け 流れる月日はあまりにも早く儚い想い出も遠い彼方へと消えゆく… だけど今このときだけは確かに存在している 過ぎ去った過去も限りなく広がる未来も今この瞬間が世界のすべてなんだ 雪が降り頻る夜僕はただ君だけを待つために今ここにいる 遠くで手を振る君の姿それが僕がここにいる証 君の吐息が僕の手に温もりを与えてくれた この温もりが今という名の幸せを教えてくれるんだ…