詩人:カクレクマノミ
奇跡のような光を探して足元の奇跡を見落とす隣の芝ばかり見て己の芝の青さに気づかない欲で視野を狭くして勿体無いことこの上ない生誕の瞬間は何も持たず成長と共に刷り込みを真に受ける道中拾った何かを身にまとっては傷つかないように必死繁殖した傲慢菌は己の心を蝕みどこぞの誰を見下す優劣つけて何を笑うのだろうゴールは平等にあるのにアイデンティティの形成必要なし