詩人:アルバトロス
夜はただの時間帯のことそう言われてしまえば確かにその通りセロテープで朝と繋げてつぎはぎのこの気持ちにそっくりだ夜はこのよく知る空間のことそう思い込んでしまえば生温い優しさそのまま朝に運んで光のなかに霧のように消えていけ君のいない夜が君を想う気持ちに比例する膨らんで醜い姿をぼかしていく僕は誰かのふりして笑う