詩人:どるとる
あの空の青さが やがて 橙に染まる頃僕は今日いちばんの笑顔に出会うドアを開けたら そこはもう夜の端っこ真っ暗な あたりを 見渡し 思うのは大体くだらないことなのに空気のような 柔らかな声やしぐさに僕はためらいもせず 受け止める日付が変わり 朝が瞳にも 訪れたら僕はまた 「おはよう」を言おうそれまではね空気みたいな朝を夢見て 眠る。