詩人:楠崎 志杏
どうしても どうしても
悔いてしまう…
あの頃の記憶が定かでないこと…
ちっちぇえガキだったけれども
おじいちゃんのことは大好きだったんだ…
おじいちゃん…
早過ぎるよ…
もっと笑ってよ…
声が聞きたいの…
おじいちゃん…
私 大きくなったんだよ…
あのね…
悩んだり 憎んだり
泣いたり 笑ったり
たくさん経験したんだよ…
そりゃ…おじいちゃんに比べればまだまだガキだけどね…
大好きなおじいちゃんが亡くなった…
あれは私がまだ小学校に入る前…
おじいちゃん…
おじいちゃん…
2006/06/14 (Wed)