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詩人:アルバトロス
すべてが夢だったときの対処法はちゃんと考えてある
まず時計を見て時刻を確認して
いつものように時間がなければ
ひとまず顔を洗って
冴えない頭と顔で部屋をキョロキョロ見回して
そんでよく分からないけれど何故か煙草に火をつけて
少しだけボーッとしたあと
ふと我にかえって慌てて着替えて準備して
そうしてバタバタと家を出て
なのに余裕ぶっこいて
途中でコンビニなんか寄ったりして
コーヒーとおにぎりという変な組み合わせをチョイスして
職場についたら
気が付くと、ほらいつの間にか夜だ
だからユラユラとお家に帰って
おいしいのかどうか分からない飯を食って
お風呂とかその辺はいつも曖昧だけれど
何やかんやするうちに
またモゾモゾと布団に入って
そんでムニャムニャと寝ているうちに
ほら、今度は朝さ
えーと、
そのすべてが夢だったときの対処法も
もちろん考えてある
また
いつか話そう