甘味亭 真朱麻呂の部屋
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[94970] bride
詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕の手すり抜けて解けていくあたたかな君の手
何度も何度も叫んだけれど
君はやがて声すら届かないくらい遠くなって消えた
後にはただ漆黒の闇が広がっているだけ
その中でぽつんと立ち尽くす僕
それからの毎日
僕は女の人を信じられなくなって
ただ死ぬのを待つことにした
傷つくのがコワいから
あの日を思い出してしまうから
僕はその日から恋愛感情を捨てたんだ。
2007/01/29 (Mon)
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