詩人:猫の影
抜けがらのように虚しくて苦しくて消え入りそうな僕の声吸い込まれてく見えてるの 感じているの ねぇどうか立ち去ってください針のような優しさなどは煩わしいだけ見えもしない 聞こえもしない僕は消えゆく小さなほこりつんざくような慟哭も張り裂けそうな怒号さえすべてはあの闇の中へ闇の中へ・・・