詩人:BattlE HearT
自由が欲しくて両の手を広げた あの頃いつからだろうか見えない鎖に繋がれ身動き出来ない程に重く感じたのは大人になるって事は全てが手に入るそんな気がしてた 幼い頃大人になった今はもう羽は無くなっていた成れの果てにのしかかる重低色の空弾けた感情今でも まだ微かな希望を胸に抱いてその日差しに手を伸ばしてるそして もう一度両の手を広げ変わらない世界を見下ろしたまま瞳を伏せたならばあの空に 届きそうな 気がしていた。