ホーム > 詩人の部屋 > 阿修羅の部屋 > 模造品 > 投票

阿修羅の部屋  〜 「模造品」への投 票 〜

  • 阿修羅さんの「模造品」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[61461] 模造品

詩人:阿修羅

虚ろな世界の中で

映す、光の影は

永遠を模った

ただの理想、の模造品


繋ぐ言の葉は

縛るものでしかないのか


手を伸ばした先に、

待つ裏切りを

幾度視ただろう


もしくは、あたしも模造品

ホンモノ、は何処

大切なモノが、欲しい


嘆いた


揺らいだ


未来


彼方


もはや遠い


気付かないであろう

哀しみの前兆

何が表した

精神の歪み


君と交わした

最期の何かが

鎖になればいいのに


誰が造ったか

模造品

哀しいだけの

存在である



誰の代わり、か

2005/12/30 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -