詩人:安曇
静かな幸せが崩れ落ちた、いま空虚感漂う部屋に私、ひとり思い出すはあの人ばかり流れ落ちる涙があの人へ募る想い愛しいというよりは、狂おしいこの想いを抱えた心はいつ割れてもおかしくないほどパンパンに膨れ上がっているさよならも言えなかった。何も言えなかった。消えないあの人の声何度も何度も狂おしいほどに