詩人:orangest
色を消していく木々たち
赤く染まっていく街並み
泡沫の願いは
言の葉に託しましょう
君が残した最期のぬくもりを
君を思い慕うこの心に感じてた
今夜も優しく輝いた月は
二人の影を照らしている
いつかは咲き誇る花も
移ろい散っていく運命(さだめ)
刹那の故にこそ
美しくあるのだろう
君を失くした涙はいつまでも
忘れることなんて嘘でもできないけれど
二人より添い眺めていた空に
君は笑ってると信じている
君が残した最期のぬくもりを
君を思い慕うこの心に感じてた
あの日も優しく輝いた月は
二人の影を照らしていた
君を失くした涙はいつまでも
忘れることなんて嘘でもできないけれど
二人より添い眺めていた空に
君は笑ってると信じている
君が待っていると信じている
歩いていた景色たちが
過去になるそのとき
思い出は天つ風に変わる