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orangestの部屋


[45] BALLAD
詩人:orangest [投票][編集]

色を消していく木々たち
赤く染まっていく街並み
泡沫の願いは
言の葉に託しましょう

君が残した最期のぬくもりを
君を思い慕うこの心に感じてた
今夜も優しく輝いた月は
二人の影を照らしている

いつかは咲き誇る花も
移ろい散っていく運命(さだめ)
刹那の故にこそ
美しくあるのだろう

君を失くした涙はいつまでも
忘れることなんて嘘でもできないけれど
二人より添い眺めていた空に
君は笑ってると信じている

君が残した最期のぬくもりを
君を思い慕うこの心に感じてた
あの日も優しく輝いた月は
二人の影を照らしていた

君を失くした涙はいつまでも
忘れることなんて嘘でもできないけれど
二人より添い眺めていた空に
君は笑ってると信じている
君が待っていると信じている

歩いていた景色たちが
過去になるそのとき
思い出は天つ風に変わる

2009/11/21 (Sat)

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