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[41437] 断罪の雨

詩人:鴉夜

アスファルトを濡らす雫が
やがて この青を覆いつくす


両手を広げて 受けとめた
断罪の雨は 僕を濡らして


いつの日か 見た夢は
もう思い出せない
けれど脳裏に焼き付き
僕を苦しめる


傘をさしのべてくれる人
もう誰も いなくなった


ひとり 雨に撃たれて
それでも
罪を 癒せるのなら
構わない

夢を 思い出せるのなら
構わない


まだ降り止まないで
僕の罪を流していて


2005/07/21 (Thu)
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