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[177904] いつの時代も

詩人:如月。

 


夏の月は
涼虫だけ
聴かせ


夜風の雲
隠したよに


忘れられ


風と涼虫とのハーモニー


ふと想いだす



ねえ君は


寂しくはないのでしょう

もう僕

居なくとも

新たな季節の

眩しさに溶け込み


という詩を
以前詠んだら


相手は実の生活で
辛い苦境の中に居て



涼虫の鳴く夜風先の

空 浮かぶ

いつの時代も


あなたは そこに居て

疲れた人たちを

見守っていて



2012/08/14 (Tue)
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