詩人:どるとる
夜が長く伸びて猫の額ほどのさみしさ押し寄せる朝がやって来て犬の小便ほどのくだらない会話をする少し贅沢で たまに安上がりな そんなそんな日々流れる 僕のすぐ横を聳える塀のあちこち壁や床や天井にあるシミのように日常にもところどころ見受けられるシミがあるよわかりにくいけど人知れず悲しい人知れず嬉しい誰も。