詩人:甘味亭 真朱麻呂
言い訳やごまかしはやめにして
本心と本心で語り合おうか
今憎むべきは君のことを傷つけた愚かな自分だ
いくら悔やんでも'君のことを傷つけてしまった'
この事実だけは絶対に消えない
それは僕に下された君を傷つけたことに対しての罰だと思う
一生僕はそれを背負い続ける
どんなことがあろうと手放せない苦い過去になる
今でも思うよ
あの日の出来事を
今でも痛むよ
あの日のお別れが
胸にズシンとのしかかる
そして僕はまた悔やむ
戻りもしない過去の日に後悔の涙を流す
拭っても拭っても
涙は溢れ出す
それは悲しみからの涙ではなく
きっと情けなさからの涙
または悔しさからの涙だろう
だから
こんなに胸が痛む
心に深く刻まれた
別れの傷が痛みます
昔の古傷が痛みます。