詩人:Ray
ほつれてく糸を見るたびに僕の心はこんなにもきしきしと痛む。君への思いが溢れ出してこらえきれずに少しずつ崩れていっているようで哀しい。本当は楽しいままの恋でありたかった。どんなに好きでもどんなに伝えても伝えきれなくて届けられない。ほつれた糸を縫い直したってそれはただの一時的な安心感。糸はいつか必ずまたほつれる。