詩人:しゅんすけ
二日前指を切った厚さ0.5ミリのステンレスの板の優しさを忘れてしまったソリッドな角でそれでも皮一枚切れた程度なのはきっと無神論者の俺への超常的な当て付けに違いない何かにつけて走る痛みと驚きに苛立っていただけなのか長雨のせいで鬱々とした気分だっただけなのか夕刻から泣きわめく牛蛙どもがファックファックといっているようにしか聞こえないこんな日は心のそこから感謝するよ日本が銃社会じゃなかったことに