詩人:ゆなぎ
空へと一歩 踏み出した君を彩る 反転した世界眠る君に 触れた指先から伝わる 氷の感覚凍てついた 君の身体凍てついた 僕の精神(ココロ)針は 止まったまま動くことすらできずあの日 君だけを置いて僕は老いていくあの日「またね」と笑って手を振った君の強がり気付けなかった最期に君がついた 優しい嘘見抜けなかった 幼い僕