詩人:黒
夕時 ポケットに手を入れてゆるい坂を登る人びとは皆それぞれ犬を連れる人自転車に乗る人缶コーヒーを買う人手をつなぐ人足がその風景にゆっくりと入る赤い空には飛行機雲すれ違う人もそれを見ていたあぁウォークマンを忘れてきた事にようやく気がつく「悪くないかもね。」と誰かさんが一言