詩人:さみだれ
夕暮れの町に忽然と姿を現し猫に化けて闊歩するのは月よりの使者人は気づかないうちに心のあり方を書き換えられ乗っ取られてしまうその何気ない行動は支配された証会話に含まれたそれは伝染していくだろうしかしそれは朝焼けには敵わない目を奪われ心が分解され散っていく人が気づかないうちに昨日を夢のように思うのは支配されていた証心の書き換えによる副作用なのだろう