詩人:甘味亭 真朱麻呂
吐き出したため息を胸の奥
強がってるのバレバレだよって
なんとなく散歩に君を連れだした 真夜中
君は俯きながら
僕の背中におでこをくっつけて僕のお腹に両腕をまわして
寄り添うように
二人は月明かりの下
輝く星を眺めてた
ずっと ずっと
言えなかったコト
今なら 今なら
言える気がするよ
「好きだよ、愛してる」
ちょっと恥ずかしくて言えなかったケド
深く息を吸い込んだら
君に言うよ
照らし出された
月の光の先
僕らははじめてのキスをした
ドロップみたいな甘さが口に広がった
前よりずっと君が好きになった
「好きだよ、愛してる」