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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[467] 真夜中の散歩
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

吐き出したため息を胸の奥
強がってるのバレバレだよって
なんとなく散歩に君を連れだした 真夜中
君は俯きながら
僕の背中におでこをくっつけて僕のお腹に両腕をまわして
寄り添うように
二人は月明かりの下
輝く星を眺めてた

ずっと ずっと
言えなかったコト
今なら 今なら
言える気がするよ
「好きだよ、愛してる」
ちょっと恥ずかしくて言えなかったケド
深く息を吸い込んだら
君に言うよ

照らし出された
月の光の先
僕らははじめてのキスをした
ドロップみたいな甘さが口に広がった
前よりずっと君が好きになった

「好きだよ、愛してる」

2007/02/03 (Sat)

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