詩人:甘味亭 真朱麻呂
どうしても愛せないよ
こんな毎日じゃ愛せるワケないよ
ただなんとなくで過ぎ去っていく
ため息だけで終わる土日を終えた後のツマラナい一週間
とてもじゃないが愛す気にはなれない
空っぽの心
聞こえてくる風の音に耳を澄ますと
ぼくはヤニくさい大人でした
世間知らずのどうしようもないバカやろうでした
あきれた顔の彼女は
僕の勝手な言い分を無視して
君はアッサリとぼくを捨て部屋を出た
後にはただ
なすすべもなくうなだれる抜け殻になったぼくだけでした...。