詩人:猫の影
消え入りそうな「自分」の声を 必死でつなぎとめて 必死でにぎりしめて 喉をふりしぼって 君へと放つ きっと受け止めてくれるんだろう? いつも君は待っていてくれる 自分が何なのかわからなくなったって 世界がどこかわからなくなっても 君がいるから大丈夫。 君が僕に形をくれて、 ここがどこかを教えてくれる。 きっと届け、僕の声。