詩人:弘哉
喉につかえた言葉を無理やりにでも吐き出して伝えたいことはちゃんと言ったって思ってた自己満足ピストンみたいに空気鉄砲みたいに勢いつけただけの言葉には全然伝える力はなかったんだ勢いつけただけの言葉が通り抜けるたび細かい傷が出来ていつか喉から通らなくなった傷は伝わらなかった言葉でかたまって伝えられないもどかしさでかたまって吐き出せさえしなくなった言葉がどうやって伝えられるのだろう気付く前に終わった話