詩人:あとりえ
あなたが
僕を詠み
詩えたら
うたえたら
嬉しかった
いつか種
花咲かす
その前の空
雲吸い込む
その時の旋律は
それは
僕とあなたとの間に
虹架かったよに
消えても幾時も
それは自己嫌悪
自己暗示
自己満足
ママになれない人間の
羽
羽 空に舞う瞬間
雪雲のなか
君は星ーになったり
なっていく
僕がスープを
狭い
キッチンで熔かした
冬も
虹は消えては
また架かり
君のこころ虹のよに
そして消えて
僕は
割り切るしかなかった
僕たちのこの世界を
2011/07/03 (Sun)