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詩人:どるとる
ひとりぼっちの夕暮れは なぜか悲しく見えます
足並みは重く けっして楽な道じゃない
だから時に泣きたくなって 命さえ重荷に感じます
それでも 生きることを選んだから
今、僕は傷だらけでも大地に立っている
雄々しい姿だろう
指差す人を蹴り飛ばせ
ひとりぼっちの月の夜 食器片付ける僕だよ
片付かない現実 尽きることのない悩み
だから時にむなしくなって 生きることが無意味に思える
それでも生きているのは自分のためさ
今日は悲しくても明日はきっと楽しい
そんなふうに思えば
雨降りの夕暮れも綺麗に見えます
綺麗に見えます
雨粒受け流す傘などないけれど 歩いていこう 雨の冷たささえ生きてる証と
強がりでも見栄でも
笑って 笑って
生きていこうよ。