詩人:青空。
枯れるものなら
この細い吐息を吹きかけて
まだ綺麗なうちに飛ばしたい
君はいま何処にいるの その瞳で僕を探せる?
階段上がって一番奥の何もない広い部屋
全部嘘だよって
いつもの元気な君に逢いたい
曖昧な君の返事に僕の耳は遠くなる
たまに聞こえてくるのは僕ぢゃない知らない名前
泣いたって何もならない
月がひっくり返って太陽は戻って来ない
僕は僕が生きる意味を探す
君が僕の名前を一度でも呼んでくれたら‥
枯れるものならいま
まだ綺麗なうちに
この細い吐息で飛ばしたい
春風巡って君に届け
届いて欲しい
僕と君で一緒に創ってきた
一年間の思い出を