詩人:るどるふ
防波堤に座って沈んでく夕日を見てた驚くほど早く落ちる夕日に君は目を赤く輝かせて「きれい」といったねどれほど長い間僕らはこうしていただろうすぐ近くにある君の手も触れられず辺りが星達に包まれる頃には二人の関係も少しは変わるかなこのままでもいいこのままじゃいけない打ち寄せる波音に心を重ねてみても砕け散るくらいならいっそ暗い夜の中へ…けど近すぎる二人の距離がもう僕を許さない今日はこのまま帰れない