蜜稀の部屋
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[36276] 手枷の向こう 白濁した青空
詩人:蜜稀
鉄柵の向こうに見える白濁した青空
この手枷を引きずってでもかけ寄りたいと 思う
どこからか垂れてくる雫が有る
どこからか聞こえてくる歌が有る
重りのついた手枷を引きずって上を目指す
そこに見えるのは 神の涙か
そこに響くのは 天女の歌か
最後を上りきった時 目を覚ます
2005/06/05 (Sun)
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