詩人:soRa
大切なものを手にするために
犠牲にしたもの
大切なものを手にするために
背負ってしまったもの
やっとの思いで手にしたものすら
また犠牲にしてしまうんだろう
欲深い心が求めるものは
終わりを迎えることなんてない
過ちを繰り返していること
そんなことすら忘れてしまって
何もかも背負い続けることなんて
出来ないことも知っていて
繰り返される同じ毎日に嫌気を感じ
同じことを繰り返している事に気付くこともしないで
きっと
きっと人はただ時間を重ね
そんな自分から目を叛けているんだろう
陽だまりを見付けて
そこで眠る子猫は
そこが暖かいからなんだろうね
そんな単純な生き方が僕にも出来れば
きっとうまくいくんだろうな