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soRaの部屋


[49] 代償
詩人:soRa [投票][編集]

大切なものを手にするために
犠牲にしたもの

大切なものを手にするために
背負ってしまったもの

やっとの思いで手にしたものすら
また犠牲にしてしまうんだろう

欲深い心が求めるものは
終わりを迎えることなんてない

過ちを繰り返していること
そんなことすら忘れてしまって

何もかも背負い続けることなんて
出来ないことも知っていて

繰り返される同じ毎日に嫌気を感じ
同じことを繰り返している事に気付くこともしないで

きっと
きっと人はただ時間を重ね
そんな自分から目を叛けているんだろう

陽だまりを見付けて
そこで眠る子猫は
そこが暖かいからなんだろうね

そんな単純な生き方が僕にも出来れば
きっとうまくいくんだろうな

2004/12/15 (Wed)

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